特定調停の必要書類

債務整理の中でも、特定調停は自分で簡易裁判所に行って手続きを行なうのも決して難しくないことから、できるだけ安く債務整理をしたい人に人気です。弁護士や司法書士に依頼しても特定調停の手続きをしてもらえますが、他の債務整理と比べてもその費用は安く抑えられています。

 

自分で何とかできる分、様々なところで自己責任が問われてくるわけですが、必要書類の準備もその一つではないでしょうか。

 

あらかじめ必要書類を把握しておくことで、特定調停の申し立て手続きをスムーズに行い、特定調停の話し合いも有利に進めることができます。

 

 

まずは申し立て書

何を差し置いてもまず必要となるのが、「申し立て書」です。申し立て書は、債権者の住所を管轄する簡易裁判所の窓口に行けば置いてあるので、それを利用してもいいでしょう。ただしその場合、裁判所の窓口で申し立て書を作成しなければなりません。

 

それだとなんだか落ち着かないという人は、自宅で申し立て書を書くこともできます。

 

もちろん、管轄の簡易裁判所に申し立て書を郵送してもらうのも不可能ではありませんが、最近では文明の利器であるパソコンがありますので、裁判所などのホームページから申し立て書をダウンロードするのもいいでしょう。

 

申し立て書をプリントアウトして自宅でゆっくり書けば、渾身の申し立て書が完成します。

 

他にあるといい書類は

基本的には、申し立て書と収入印紙、切手があれば特定調停の申し立て手続きはできるのですが、できるだけ特定調停を有利にするために欠かせないのが、各種資料です。

 

まずは、債権者に関する資料を用意しておきましょう。貸金業者が複数ある場合には、まずは全ての貸金業者をまとめた一覧表を作っておくといいでしょう。また、持っていない方もいると思いますがあると便利なのが、貸金業者との間で交わした契約書です。

 

契約書だけでなく、返済をした際の領収書もあるといいでしょう。なければそれを証明するようなものがあるといいですね。例えば口座引落をした場合には預金通帳の該当するページをコピーしておくといいでしょう。

 

あと、自分の返済能力を証明する書類を揃えておくと、特定調停の際に有利に働きます。返済能力が十分でないと、特定調停させてもらえないからです。具体的には源泉徴収票や給与明細、自営業の方は確定申告書などがあるといいでしょう。

 

なお、基本的にこれらの書類は原本を提出する必要はないので、あらかじめコピーをとっておくことをおすすめします。

 

特定調停の必要書類には難しいものはありませんが、それでも書き方が分からない、どのように揃えたら良いのか分からない方は、専門家への相談を進めてみるのも手です。相談無料の法律事務所なら依頼をしなければ無料で話が聞けるので、依頼をするような素振りで話を聞けば費用はかかりません。

 

クレジットカードやカードローンなどのキャッシングの借金が返せないのであれば、特定調停にしても他の手続きにしても、早めに債務整理は進めるべきです。

 

また、手続きが面倒だからと借金をそのままにしてしまったり、お金がないからと非正規な闇金融から借りてしまうようなことは決してしないようにしてください。闇金融の取り立てによる被害は自分だけでなく家族や会社の方々、場合によっては近所にまでおよびますので、気をつけましょう。

 

闇金の手口が増加しています

最近は本当に闇金の手口が増加していき、すべては把握できないほどの数になってきています。

 

最近知った新たな手口はタクシー金融。これは免許証と乗務員証と引き換えに短期間で高金利の少額貸し付けを行うものなのですが、一体なんの為に免許証と乗務員証と引き換えなのかわかりますか、これは偽造する意味合いもありますし、その身分証で銀口座を作ることもできます。

 

免許証一つでさまざまなことが可能になるので、ヤミ金業者にとってもかなり旨味が多い話なのです。

 

次に年金担保金融。これは名前の通り年金を担保に、高金利のお金を貸し付けるものです。ただし、年金を担保にすると言いましたが、年金証明書と振り込まれる銀行口座と印鑑も一緒に渡さないといけないので、非常にリスクが高く、完済したとしても年金証明書と銀行口座と印鑑が手元に返ってくる保証はありません。

 

実例として、この闇金事件の被害者の多くは、手元にそれらが返ってくることはなかったと言う人が圧倒的に多数派でした。

 

こういった何かを担保にしてお金を貸し付けるやり方は昔からあったようですが、ここで紹介したものとの決定的な違いは、担保になるもので返却前に利益を得ておく、ということがあります。それだけに非常にリスクが高いと言えます。闇金には十分に注意しましょう。

 

もし知らずに闇金融を使ってしまっているのであれば、早めの相談と解決が肝となります。闇金問題も無料相談で解決の糸口が探れますので、信頼のできる弁護士や司法書士で闇金問題の解決相談を行いましょう。